狂犬病だけで海外留学先を選ぶならこれらの4ヵ国です!
狂犬病発生状況2004年
厚生省のデータです。2004年の状況なのでかなり古いです。最新版ないのか~って感じでしたが、参考にはなると思います。
狂犬病だけで海外留学先を選ぶなら...
- イギリス
- アイルランド
- オーストラリア
- ニュージーランド
この4か国になります。
これ以外の国はどこに行っても狂犬病があります。
フィリピンでは2004年当時、248名が狂犬病の死亡者数です。この年以降もフィリピンでは年間200~250名の人が狂犬病で亡くなっています。(BusinessMirroor紙より)
もし、噛まれたら!
すぐ病院に行きましょう。
応急処置は、
傷を石鹸と水で15分以上洗う、止血はしない、ポピドンヨードで消毒(イソジン)
噛まれた後、24時間以内に処置する
狂犬病のワクチンの注射は噛まれた後、0日目、7日目、14日目、30日目、90日目の5回が理想です。最低でも30日目までの4回は必要。
*犬などの小動物は、10日ほどで死亡します。咬んだ犬が10日以上生存していれば、狂犬病ウイルスに感染していないと判断されます。
パラワン島であれば、アドベンティス病院の緊急外来に行きましょう!
小さな病院に行くと狂犬病のワクチンが無かったりします。また、先ほどお伝えしたように噛まれた当日、7日目、14日目、30日目、できれば90日目と合計5回のワクチン注射が必要です。
追伸:過去2名の日本人が狂犬病で亡くなっております。
2006年フィリピンより帰国した男性が、現地で狂犬病ウイルスに感染し、日本国内で発症したことが確認。
60歳代 男性
■感染原因
当該患者は、フィリピンに渡航中(8月末)、犬に手を咬まれており、これにより狂犬病に罹患したと判断される。なお、現地における暴露後のワクチン接種は受けていない。
おなじく
60歳代 男性
■感染原因
当該患者は、フィリピン滞在中(8月頃)、犬に手を咬まれており、これにより狂犬病に罹患したと判断される。なお、現地における暴露後のワクチン接種は受けていない。
全く同じ60代男性が2名、フィリピン滞在中に犬にかまれて亡くなっております。これ以降、日本人が噛まれて亡くなったという事例はありません。
まとめ
万が一、噛まれたら!
- 傷を石鹸と水で15分以上洗う、止血はしない、ポピドンヨードで消毒(イソジン)
- すぐ病院でワクチン接種
この2つです。